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表紙 アウトランダーズ 全8巻

白泉社
デビューして一年、ようやくもらえた初連載物。 元ネタは専門学校在学中に作ったアニメの企画書です。 モンスター系、獣人系のキャラクターは初めてだったし、 生物兵器というのも手をつけたことなかったので、 とにかく苦労しました。 本当は10巻ぐらいになる予定でしたが、 OVAの出来が悪すぎて、シュウシュウとやる気が抜けちゃって、 後半はしょっちゃいました。 「うる星」のパクリとか言われるとムチャクチャ腹が立つ。 (読んだこともないのに...)

表紙 グラシェールの鍵

白泉社
表題のアウトランダーズ外伝や、連載前の読み切り作品を集めた一冊。 外伝なんかやる気はなかったのに、 当時の編集長(現白泉社社長)に新年号だしということで、ムリヤリ描かされました。 他の読み切り物は硬いネタが多いです。 細菌戦争とか革命とか...。

表紙 アウトランダーズ
愛蔵版 上・下 

白泉社
OVAトラブルで白泉社との仲が悪化してしばらく、 白夜書房のほうから愛蔵版を作りたいとの申し出があり、 そのことを白泉社に告げると、急遽、出してくれました。 色んなゲストイラストや、描きおろしなんかもできて満足した仕上がりになりましたが、 製作年表の中にいろいろまずいことも書いたので、すったもんだがありました。 上巻、下巻と共に印刷ミスが続出! また白泉社との関係が冷えてしまいました。(後、100万年の解決金で和解)

表紙 キャラバンキッド 全5巻

白泉社
アウトランダーズ連載時に友人の作家さんから小学館を紹介されて、 増刊サンデーにて連載をしました。 当時は、気の強い女の子が、男の子をボカスカなぐるのばかりやってます。 気楽な気持ちの連載だったんだけど、 アウランのOVAとかスケジュールが重なり、すごくしんどいことになりました。 そのせいか後半、どんどん重い話になっちゃいました。

表紙 キャラバンキッド
愛蔵版 上・下 

白泉社
よーやく白泉社と仲直りして出したのが、この本。 今度は小学館と「ジャンク・パーティ」(後述)の件でもめてしまい、 白泉社に企画を持ち込みました。 これもまた巻末の企画に大量にページを割いたので、 楽しい反面、とても大変でした。 カバーデザインや、描きおろし4Cイラストは気に入ってます。

表紙 パワフルまぜごはん 1

白夜書房
元は、みんだ☆なお氏が編集した同人誌「真鍋譲治作品集」で、 その頃仕事の付き合いのあった白夜からコミックスとして出版されました。 見ての通りデビュー前の持ち込み作品とかがメインで、 本来ならこんなもん売れるはずはないんだけど、なぜかよく売れました。 袋とじとか、いろんなおまけがついています。

表紙 パワフルまぜごはん
改訂版 上・下 

白夜書房
「パワフルまぜごはん」の成功に気を良くした白夜が「それならも一つ」と出したのがこの本。 改訂版とはあるけど、要はさらに古い作品(高校時代)をひっつけ、 それを上下二分割で出した悪どい本です。 当時、白夜はコミック宣伝用のB2ポスターを作ってくれたので、 それだけはうれしかったです。

表紙 カプリコン 全5巻

新書館
友人、田中雅人氏の引きで「WINGS」を紹介され、 しばらく読み切りをやった後に始めた連載物。 すでにヒロインのパターンに困っていた時期で、最初はただの野生児として登場させ、 後で何か角やら耳やら尻尾やらを生やしてやろうと思って始めました。 主人公のタク以外、ほとんどのキャラクターが獣人になってしまい、アワワ...って感じ。 でも敵役ゾルバと、その取り巻き連中を描くのは楽しかった。 今でも大好きなキャラクターです。