ロシア旅行記 1997 7.25 〜 8.1

この旅行記は私こと漫画家真鍋譲治と結婚間近の軍事評論家ドクトル斎木氏の一週間に渡る、モスクワ、サンクト．ペテルブ ルグ両都市訪問における珍道中記と、近くて遠い隣国ロシアでの文化的ギャップの記録である。美術や観光にちっとも興味がな いこの二人、当然のことではあるが軍事関係巡りに徹した旅行になったのは致し方ないことだ。けどその一面だけでも今の悩 める元超大国ロシアの現状が見え隠れしたりするから面白い物である。

オーロラ号にご満悦の真鍋譲治 7/25 モスクワ ・・・・ 夜行の旅 7/26 サンクト・ペテルブルグ ・・・・ オーロラ号 砲兵博物館 ミル型ヘリコプター搭乗記 7/27 クロンシュタット島 ・・・・ ロシア海軍記念日 海軍博物館 7/28 サンクト・ペテルブルグ ・・・・ 政治歴史博物館 サンクト・ペテルブルグ歴史博物館 潜水艦Ｄ−２号 魚雷艇コムソモーレッツ 巡洋艦キーロフ号の主砲 シュリッセルブルク要塞 7/29 モスクワ ・・・・ クレムリン 中央軍事博物館 7/30 モスクワ ・・・・ ホデンカ航空博物館 すずめが丘 7/31 モスクワ ・・・・ ポクラヤン・ナラゴラ勝利記念公園 8/1 モスクワ ・・・・ ＫＧＢ本部 ダスビダーニャ・ロシア！

真鍋譲治 戦艦、大砲、戦車、レシプロ戦闘機の順にミリタリー好きな漫画家。しかし、いざ漫画となると「戦車めんどくさい」 とか言って逃げてばかりいる。ロシア兵器はその先進性とメチャクチャさが堪らなく魅力があるが、何よりもそのデザインが 好きとのこと

齋木伸生 若手軍事評論家。ロシア、東ヨーロッパが専門だが特にフィンランドには造詣が深い。著書も多数あるが、そのう ちの一冊は真鍋がイラストを担当した。