7月30日

今日はかなりの遠出をしてホデンカ航空博物館に向かった。しかしここは博物館と言うより、廃棄場に近く、草ボウボウの野っ原に数10機の 機体が並べてあるだけで、錆は少ないが、決して整備されてるとは思えない状態のばかりだ。遠くには脚が折れて崩れ落ちている機体もあった。 当然、入場料はタダだと思ったが、事務所らしい小屋から一人の少年が現れて、入場料を請求された。写真撮影料込みで10000ルーブル。えらく高 いとは思ったが、まあいいでしょう。因みに1.8リットル入りのペットボトルのコーラが3000ルーブルだ。その後、通貨の切り下げとかやってたから、今は どうなってるのか知らないけどね。ごらんの通りここは柵も何もなくて、触りまくりなのだが、ピカピカに整備されていた中央軍事博物館の に比べて、やけに生々しい。そんな感じがしたぞ。



ホデンカ航空博物館。
ミグやらヤクやらが並んでいるが、
柵も何も無いので、直に触れるのが嬉しい。



ユーゴ紛争でアパッチが脚光を浴びてるが、
やっぱりハインドですよ。
見て、このいい面構え。



Yak-38フォージャー。
数十機しか作られてないんだから、
貴重な機体です。

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モスクワ大学。
何ともまぁ、趣味の悪い外観か。
あの塔の先っちょあたりは何が有るんだろう。
午後は齋木氏に誘われて、すずめが丘と言う所に行った。何にもない。一応モスクワ市内を一望できる所だけなんだが..ドクトルの説明によ ると、ロシアの新婚カップルは式の後、必ずここに来るそうな。どうやら観光コースになっているらしくて、いくつもの露店があり、中国系の 観光客を乗せたバスが何台か立ち寄っていた。どうでもいいがこの手のロシアの観光客目当ての露店は売り物がいつも同じだ。琥珀細工にマト リオシカ人形、そしてソ連時代の記章を付けた毛皮の帽子が定番のようだ。マトリオシカ人形はその他大勢用のお土産にはお手頃だけどね。こ っちとしては何か違った物を買いたいんだけどな〜。GAO編集分へのお土産としてロシア煙草を捜したんだけど、マルボロなど西側煙草がここ でも幅を利かせていて、全然見あたらない。ようやくある駅前の露店で見つけたのだが、1カートン買うと言ったら、驚いていたぞ。車好きの 山下には、大統領専用車として有名なジルのミニカーを買っていくことにした。帰りにモスクワ大学の前を通る。スターリン建築様式らしく不 気味。


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